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【映像&報告】 2018年度 ATAMI2030会議 5/26「寛容社会と地域コミュニティ」

2018年7月31日 20:04pm

【映像&報告】2018年度 ATAMI2030会議
5/26「寛容社会と地域コミュニティ」
レポート&映像

 

 

5/26(土)2018年度ATAMI2030会議「寛容社会と地域コミュニティ」を実施いたしました。
「ATAMI2030会議」はもう一度熱海の持つ資源を読み解き、時代に合わせて都市と暮らしをアップデートするプロジェクトです。「外の人も内の人も、若者もシニアも、行政も民間も、境目なしに自分たちの暮らしは自分たちでつくっていく」熱海を合言葉に集まった一人一人が語り合い、つながり、その中で新しい動きを生み出していく。そんな場を目指しています。

<目次>
1、実施内容
2、参加者データ
3、熱海リノベーションまちづくり のつかい方
4、本会議「ゲストトーク」+地域コミュニティオーナーとの情報交流会
5、アンケート結果

 

1、実施内容

2018年度ATAMI2030会議
テーマ「寛容社会と地域コミュニティ」

日時:2018年5月26日(土) 13:00-17:30
会場:naedoco(熱海市銀座町 6-6 サトウ椿ビル 2F)

[全体スケジュール]
13:00-14:00  熱海リノベーションまちづくり のつかい方
15:00-17:30   ATAMI2030本会議
−ゲストトーク「官能社会の測り方」
−地域コミュニティオーナーとの情報交流会

 

2、参加者データ

 

①居住地

熱海の方が半数弱、次いで東京都から、他、静岡県の他の市町村から約140人の方にお越しいただきました。

 

 

②年齢

年齢は、10代の高校生の方から、80代のアクティブシニアまで幅広い年齢層の方にお越しいただき、今回のテーマである「寛容社会とコミュニティ」にマッチした場となりました。

 

 

 

3、熱海リノベーションまちづくりの楽しみ方

(写真:左から長谷川智志さん、鈴木夢乃さん、森本要さん、中屋香織さん、市来広一郎さん)

熱海リノベーションまちづくりの場に初めていらっしゃる方に向けた”取り扱い説明書”のような意味合いで、熱海リノベーションづくりを楽しんでいる方々の例をご紹介した「熱海リノベーションまちづくりの楽しみ方」。
まずは、熱海市役所副市長の森本要さん、同じく熱海市役所産業振興室長の長谷川智志さん、熱海のまちづくり会社machimoriの市来広一郎さんから過去の熱海リノベーションまちづくりの取り組みについて説明していただきました。

(写真:会場も巻き飲んで終始和やかな雰囲気で進行していきました)

次に、プレーヤとしてリノベーションまちづくりを楽しんでいる中谷香織さん、鈴木夢乃さんも加わっていただき、パネルトーク。熱海と出会ったきっかけ、その後の人生の変化、それぞれの熱海の楽しみ方についてご説明いただきました。中谷香織さんは、病気をきっかけに自分と向き合い、本当に自分が望むライフスタイルを実現するため自然のある場所への移住を検討していた矢先、熱海の人と出会いそのコミュニティの面白さに魅了され移住を決意。移住されてからは、熱海の自然に触れながら当たり前の日常を思いっきり楽しむ自然体の暮らしを追求。ご自身の移住経験、前職の不動産経験を活かして、移住相談・家探しサポート(不動産仲介業)をされています。鈴木さんは、お住まいは東京でしたが熱海にあるお祖父様の使われなくなったアトリエを再活用しようと考えていたところ、ATAMI2030会議を発見。そこから熱海に関わる人たちの面白さに触れ、お祖父様のアトリエを使って熱海で事業をすることを決意。一緒にデザイナーとして活動されているパートナーと、クリエイター向けの合宿施設を準備されています。どちらも初めから熱海に強い所縁があったわけではないのですが、ひょんなことから熱海に関わることになり、どんどん人生が変わって言ったことを話されていたのが印象的でした。

4、本会議「ゲストトーク」+地域コミュニティオーナーとの情報交流会

(写真:本会議はさらに多くの方にお越しいただき、会場は満員に。)

ゲストトーク
株式会社LIFULL LIFULL HOME’S総研 所長
島原万丈(Manjyo Shimabara)さんによる
『官能都市の測り方』

 

ゲストトークの資料:
https://drive.google.com/open?id=1WYycOnttg-q1yyUKfZULi6DX9c6OhX4Z

 

 

“都市の本当の魅了を可視化には、既存の
「安全度、利便度、快適度、富裕度、住居水準充実度」というものさしでなく、

新しいものさしが必要。そのものさしとしては、
都市を「動詞」で評価するものさしが必要で、以下のようなものさしである。

①共同体に帰属している
②ロマンスがある
③匿名性がある
④機会がある
⑤食文化が豊か
⑥まちを感じる
⑦自然を感じる
⑧歩ける“
(講演内容の一部より)

 

というお話で、新しい物差しの中に、「共同体に帰属している」という項目が入っていることが印象的でした。今回の場に集ってくださった多様なコミュニティは、そこに住む人、関わる人の幸せを作っていけるということになりますね。まだまだ興味深い内容が盛りだくさんで、会場の皆さんも写真やメモを取りながら真剣にお話に耳を傾けていらっしゃいました。詳しくは、映像、資料をご覧ください。

 

地域コミュニティオーナーとの情報交流会

 

熱海の様々な分野で活動されているコミュニティオーナーの方をご紹介して、
以下の9つのグループに分かれての情報交流会。

ゲストトークの内容を受け、
参加者の方々に興味のあるテーマのところに行っていただき、
コミュニティオーナーと参加者の方々で話し合っていただきました。

 

・公民連携コミュニティ

・週末移住、新しい働き方

・観光とボランティア

・コミュニティラジオと障がい者支援活動

・子育てコミュニティ

・アクティブシニア

・町内会

・商店街

・地域経営者

(写真:それぞれグループで輪になってディスカッション)

するとさらに会場の熱はヒートアップ。盛んなディスカッションが行われていました。本会議が終了してもまだまだ話したい雰囲気の方が多く、懇親会には大勢の皆さんにご参加いただきました。
皆さんのおかげで、2030年に向けた、コミュニティの連携、広がりなど、
新しい可能性を感じられた素晴らしい場となりました。誠にありがとうございました。

 

5、アンケート結果

ご来場の方のアンケート結果をご紹介します。(回収率:約27%)

①参加回数

初参加の人が7割。たくさんの初めての方にお越しいただきました。

②次回も参加したいか

 

94%もの方が次回も参加したいと回答してくださいました。

③次回取り上げて欲しいテーマ

アンケート回答してくださった方が興味を持っていたテーマは、

1位:温泉、2位:不動産 2位:教育でした。

温泉とは、少し違いますが、次回開催が決まっている9/22(土)は、健康に関するアクティビティと、
コミュニティについて、皆さんとお話できればと考えております。

ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
また様々な皆さんとディスカッションをしたいと考えております。よろしくお願いいたします!

 

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