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【2次募集 受付中!】第5回 リノベーションスクール@熱海

2023年11月11日 11:21am

これまでも変化をしてきた観光のまち「熱海」の、街と暮らしをリノベーションする。

 

街なかの海辺の渚エリアと、郊外の伊豆山エリアを舞台にこれからの5年〜10年先の未来を考え、次の一歩を提案する仲間を募集します!

 

 

リノベーションまちづくりとは、今あるもの(遊休不動産や公共空間)を活かし、新しい使い方をしてまちを変えていくこと。

 

「リノベーションスクール」は、それを実践的に体感する場で、具体的な遊休不動産を活用した提案を生み出すスクールです。

 

まちを観察し・遊び・体感しながら、まちのいまある変化の兆しを見つけ出し、これからの熱海を妄想し、もったいない空間をつかって、未来への一歩の提案をつくりあげます。

2011年に北九州市で始まった「リノベーションスクール」ですが、熱海市では2013年2月にリノベーションシンポジウムを開催、その後2013年11月、2014年6月、2014年11月、2017年1月の4回のスクール開催により、宿泊施設であるguesthouseMARUYAKiten -slow&work stay-Atelier&Hostel ナギサウラや、コワーキングスペースであるnaedoco -atami collaboration workplace-、その他、nagisArtなどのプロジェクトが生まれ、熱海の街なかに大きな変化を生み出すきっかけとなってきました。

 

リノベーションスクールでは、市内外から集まった受講生がユニットと呼ばれるチームごとに分かれ、熱海市内の遊休不動産やあるエリアを題材として、3日間のスクールで事業プランを考え、最終日に不動産オーナーに提案します。

そして、リノベーションスクールには、こんな特徴があります。

 

・街の実在する遊休不動産を題材に、その建物単体での不動産価値を考えるのではなく、「周辺エリアも含めた関係性」の中で建物のあり方を考える

・エリアの価値向上によって建物と街を再生させる為の手法と思想を実践的に学べる

・「デザイン・不動産・マネタイズ・ブランディングの複合的な短期集中型スクール」

・建物単体では止められない家賃下降や地区の魅力低下を解決するために、地域という広い視点でアイディアを考える

・それを実現するためのデザインやお金の作り方、人の巻き込み方などを実際にプロジェクトを組み立てることを通じて実践的に学べる場

これからの熱海において、中心部ではない郊外エリアで、どう暮らしを描いていくか、中心部をもっと暮らす人たちにとっても面白く豊かな場所としていけるか、そんなことを考え、今回の第5回リノベーションスクール@熱海では、熱海市内の渚エリア、伊豆山エリアの3案件を題材にスクールを開催します。

 

熱海のまちのもったいない空間資源をつかって、熱海のこれからに遊び心ある提案をつくる。そんな取組みに参画してくれる方を募集します!!

 

 

◆リノベーションスクール 対象案件と講師紹介

 

<スクールマスター兼ファシリテーター>

 

市来広一郎

株式会社machimori 代表取締役/NPO法人atamista 代表理事/株式会社マチモリ不動産 取締役(一社)日本まちやど協会 理事/(一社)オンパク 理事/(一社)熱海市観光施設課協会 理事/熱海銀座商店街振興組合 理事/2016年度〜2017年度に熱海市都市計画マスタープラン策定委員会 委員/2018年度〜2021年度熱海市立地適正化計画策定委員会 委員

1979年熱海生まれ。大学院で物理学を修了したのちビジネスコンサルティング会社に勤務。2007年熱海にUターン。地域資源を活用した体験交流ツアーによりまちのファンづくりに取り組む。2011年、株式会社machimoriを設立し、空き店舗を再生しゲストハウスを運営するなど、シャッター街だった熱海の中心市街地を再生している。

2023年8月にはテレビ東京系「カンブリア宮殿」に出演。著書に「熱海の奇跡〜いかにして活気を取り戻したのか〜」(東洋経済新報社)

<ユニットマスター>

 

◆渚 遊休不動産ユニット

熱海の中心部、海に面している中央渚エリアの具体的な物件が対象案件です。この中央渚エリアは、昭和25年の熱海大火で燃えなかった木造密集の建物群と、細い路地が特徴的な中央渚。目の前の海辺には親水公園という公共空間も広がっています。10年ほど前までは熱海のまちなかで最も衰退していたエリアでもあったものの、ここ数年で魅力的なお店が1つ2つと次々と生まれているエリアでもあります。

 

対象物件は、そんなエリアに存在する木造2階建の物件。この物件やエリアのポテンシャルを見出し、エリアにインパクトを生み出す事業プランを生み出します。

 

田中 元子
グランドレベル代表取締役社長/喫茶ランドリーオーナー

 

株式会社グランドレベル代表取締役。建築分野でのライターを経験後、2016年「1階づくりはまちづくり」をモットーに、豊かな1階づくりに特化した株式会社グランドレベルを設立、コンサルティングやプロデュースなどを手がける。2018年私設公民館として「喫茶ランドリー」開業。街中にベンチを増やす活動の他、ベンチの共同開発やブランド立ち上げなどにも携わっている。主な著書に「マイパブリックとグランドレベル」「1階革命」(晶文社)他。

原 大祐

Co.Lab 代表取締役/NPO法人西湘をあそぶ会 代表理事/湘南定置水産加工 代表取締役/関内イノベーションイニシアティブ 取締役/神奈川県住宅供給公社 団地共生プロデューサー(2016年〜)

 

1978年生まれ。青山学院大学経済学経済学科卒。神奈川県大磯町在住。

漁村農村お屋敷まちが混在する大磯に惹かれ、地域資産をいかした暮らしづくりを実践中。

地域のインキュベーション(県下最大の朝市「大磯市」の運営)、6次産業化(漁協直営の食堂プロデュース、加工場の運営)、里山再生(コミュニティ農園「大磯農園」の運営)、空き家空き店舗再生(カフェ、立ち飲み、本屋、雑貨店運営)、働き方改革(森のようちえん併設コワーキングスペース「Post-CoWork」の運営)などローカルエコシステムの再構築に取り組んでいる。

◆渚 エリアユニット

熱海の中心部、海に面している「中央渚エリア」自体が対象案件です。この中央渚エリアは、昭和25年の熱海大火でもえなかった木造密集の建物群と、細い路地が特徴的な中央渚。目の前の海辺には親水公園という公共空間も広がっています。10年ほど前までは熱海のまちなかで最も衰退していたエリアでもあったものの、ここ数年で魅力的なお店が1つ2つと次々と生まれているエリアでもあります。

 

エリアには物件だけでなく、路地や、公共空間等も存在しています。こうしたエリアの資源を発見し、活用するエリアのリノベーションプランを生み出します。

 

日野 昌暢

博報堂ケトル チーフプロデューサー/ローカル発Webメディア『Qualities』編集長

 

1975年福岡県生まれ。2000年博報堂入社。営業職を経て、2014年よりケトル加入。商品開発、店頭プロモーションから、PR、マスメディアにわたる幅広い経験を活かした統合プロデュースを手がける。また「本質的な地域活性」をマイテーマに、“外から目線”で地域資産を再編集し、地域のプレイヤーの“関わりしろ”を作りながら、事業、プロジェクト、プロダクトを共創し、開発して、情報発信を行っていくことを得意とする通称”ローカルおじさん”。

受賞歴に、ACC TOKYO CREATIVE AWARD グランプリ、Spikes Asia、カンヌライオンズ、ADFEST、グッドデザイン賞など、受賞多数。

宮田 サラ

(株)nest 取締役/(株)まめくらし/高円寺アパートメント 女将

 

1994年岡山県岡山市生まれ。住宅や公共空間など暮らしの場の企画・運営を行う。ジェイアール東日本都市開発の賃貸住宅「高円寺アパートメント」の女将として、住人同士や地域との関係性づくりに取り組み、住まいにおける運営の新たなプロセスデザインを探究。高円寺で銭湯付きアパート「湯パートやまざき」の企画運営に携わる。

池袋東口グリーン大通り・南池袋公園など公共空間活用を公民連携で実施。エリア価値を高めるための社会実験やマーケットの企画運営を行ない、まちなかに新たな風景を育てている。雑貨屋「まめくらし研究所」や場づくりを学ぶ学校「大家の学校」の運営も行う。

◆伊豆山 遊休不動産ユニット

熱海の中心部から車で5分ほど離れた、伊豆山の岸谷エリアにある、具体的な遊休不動産(土地と物件)が対象案件です。この岸谷は悲惨な出来事であった土石流災害の被害が最も大きかったエリアでもあります。

 

伊豆山神社やその参道に象徴される「伊豆山」は、熱海の中でも歴史的にも古いエリアでもあり、その自然環境も感じられる魅力から移住者や別荘所有者も多い一方で、災害が起こる前から、高齢化や過疎化が進んでいってしまっていたエリアでもあります。

 

今回の対象案件の遊休不動産やエリアのポテンシャルを見出し、エリアにインパクトを生み出す事業プランを生み出します。

 

三島 由樹

(株)フォルク代表取締役 / ランドスケープ・デザイナー/一般社団法人ソーシャルグリーンデザイン理事 / 一般社団法人シモキタ園藝部共同代表理事/八王子市まちづくりアドバイザー。西東京市都市計画マスタープラン専門部会委員。​登録ランドスケープアーキテクト(RLA)

 

1979年 東京都八王子市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。ハーバード大学大学院デザインスクール・ランドスケープアーキテクチャー学科修了(MLA)。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程単位取得退学。

マイケル・ヴァン・ヴァルケンバーグ・アソシエーツ(MVVA)ニューヨークオフィス、東京大学大学院都市工学専攻助教の職を経て、2015年 株式会社フォルクを設立。

全国の様々な地域の文化と環境の文脈をベースにした場やコモンズのリサーチ・デザイン・運営を行う。季刊「庭NIWA」にて「庭と園藝-社会とコモンズのデザイン論-」を連載中。

主なプロジェクトに、ajirochaya、芝のはらっぱ、シモキタ園藝部、シモキタのはら広場など。

塚越 暁

HARAPPA(株)代表取締役 / 原っぱ大学ガクチョー

 

神奈川県逗子市生まれ、在住。雑誌編集、ECサイト運営、経営企画と11年の会社員生活を経て独立。2012年、個人のプロジェクトとして大人と子どもが共に思い切り遊ぶ場「子ども原っぱ大学」を立ち上げる。2015年、HARAPPA株式会社を創業し、サービス名を「原っぱ大学」に変更。大人と子どもがフィールドで共に全力で遊び、関係を形作る会員制プログラムとして神奈川県逗子市でサービス開始。現在は直営拠点を千葉県佐倉市、大阪府茨木市にも展開。アクティブ会員数は500家族超。

神奈川県横須賀市の京急電鉄所有の放逐林の再生プログラム「みうらの森林プロジェクト」や福島県田村市の森林での親子プログラム「もりのび」など原っぱ大学の知見を展開して遊休地の利活用プロジェクトをコンサルティング・プロデュースを実施している。

HARAPPA株式会社の事業ミッション「余を復権しよう」の実現のため、大人・子どもが余裕、余白をもって暮らしていくためのサービスを多数展開。

<プレゼン コメンテーター>

今後、随時更新いたします

 

 

開催概要

 

◆日程: 2024年1月14日(日) 9:00 〜 20:30 ※開始時間が30分早まりました

     2024年1月27日(土) 9:00 〜 21:00

   2024年1月28日(日)  9:00 〜 19:30

 

◆会場:GeNSEn Lab(熱海市銀座町10-19 3F)、naedoco(熱海市銀座町6-6 サトウ椿ビル2F)、他

 

◆主催:株式会社machimori

 

◆共催:株式会社マチモリ不動産/中央渚発展会/NPO法人atamista

 

◆内 容: 受講者が5人程度の「ユニット」と呼ばれるグループに分かれて、まちなかに実在する遊休不動産などを題材に、リノベーションまちづくりの第一人者である講師陣のアドバイスを受けながら地域経営課題を解決する事業計画を3日間かけて作成し、最終日には、地域の方々や不動産オーナー等へ事業化を前提とした公開プレゼンテーションを行う「短期集中実践型スクール」です。なお、事前にEラーニングを受講していただきます。スクールの最終プレゼン後、オーナー等の了承が得られ、実現可能性の高い提案については、提案内容のブラッシュアップを重ね、 実事業化につなげていきます。

 

・Eラーニング(レクチャー動画)による事前学習

・3日間のユニットワークにて、遊休不動産のリノベーション事業計画を企画

・ライブアクト(レクチャー)の受講

・最終日の公開プレゼンテーションにて、不動産オーナーに事業提案

 

《渚・遊休不動産ユニット》中央渚地区にある遊休不動産を題材に、事業プランを考えます。

《渚・エリアユニット》中央渚地区のエリアをテーマに、事業プランを考えます。

《伊豆山・遊休不動産ユニット》伊豆山・岸谷地区の遊休不動産をテーマに、事業プランを考えます。

 

※申込時に希望するユニットの第1希望、第2希望を記載ください(必ずしも希望通りにならない場合もあります。)

 

◆メインスクール タイムテーブル

 

<DAY0 1月13日(土)> 前夜祭(希望者のみ) 交流会

 

<DAY1 1月14日(日)>フィールドワーク

9:00~9:30 受付 ※開始時間が30分早まりました

9:30~10:30 開校式・ガイダンス

10:30~17:00 対象案件見学・まち歩き・ユニットワーク 

※昼食、休憩は各ユニットにて適宜

16:00~17:00 ショートプレゼン1

17:00~17:45 ライブアクト1(45分)

18:30~    オープニングパーティ

 

<DAY2 1月27日(土)>事業計画を組み立てる

9:00~9:45  ガイダンス・ショートプレゼン2

9:45〜10:30 ライブアクト2(45分)

10:30~17:00  ユニットワーク「事業計画を組み立てる」

17:00~17:00 ショートプレゼン3

18:30~19:15 ライブアクト3(45分)

19:15~    ユニットワーク「プレゼンテーションを練る」

 

<DAY3 1月28日(日)>プレゼンテーション

9:00~14:00 ユニットワーク「プレゼンテーションを練る」

14:00~15:30 最終プレゼンテーション

15:30~16:00 クロージングアクト

16:00~16:15 閉校式

17:00~18:30 クロージングパーティ

 

※各ユニットの状況により、ユニットワークが夜遅くに及ぶ場合があります。

※タイムテーブルは、運営上の都合により予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

※公開プレゼンテーション&クロージングアクトはどなたでも参加できます。後日募集予定です。

 

会場:naedoco -atami collaboration workplace-(熱海市銀座町6-6 サトウ椿ビル2F)

 

日時:1月28日(日)14:00〜16:00

 

◆受講申し込み

 

■募集人数 :15名程度(1ユニット5名程度、3ユニット)※主催者側で厳正な審査を行います。 受講生の決定は、個別に電子メールでお知らせします。

 

■受講条件 :全日程に参加できる方 ・経験不問

 

■対象エリア :熱海市 中央渚エリア・伊豆山エリア

 

■対象者

・リノベーションやまちづくりに興味があり、自らの手で熱海のまちを良くしたいという想いがある方

・創業に興味があり、自ら実践者となって遊休不動産を活用したビジネスを興し、稼ぎながらまちに貢献したい方

・建築業、不動産業、デザイナー、クリエイター、経営アドバイスなど自分のスキルを生かして、まちに貢献したい方

・ワクワクすることが好きな方、新しいことが好きな方、今の暮らしをもっと良くしたいという方

 

■申込期間

募集期間 : 2023年11月11日(土)〜12月10日(日)23:59

2次募集 : 2023年12月16日(土)〜12月24日(日)23:59

1次募集で定員に達した場合、申込を締め切ります。

 

■参加費 15,000円(税込)

  ※リノベーションスクール@熱海 10周年記念価格!オープニングパーティ、クロージングパーティの参加費込みです

  ※参加費の支払いに関しては、選考結果の発表と同時にご案内します

 

■注意事項

・受講の決定は、申込フォームの内容を総合的に評価し、厳正に選考いたします。

・交通費、宿泊費等は各自負担となります。guest house MARUYA、Kiten、ロマンス座カドのご宿泊も可能ですので、こちらに宿泊を希望の方は、申込時点での希望を申込フォームにご記入ください。(後日受講確定後に改めてご希望を伺いますので、後日の変更は可能です。その時点でこちらから提供できる部屋数に変更が生じる場合があります。)

・参加者の持ち物:ノートPC(必須)、スマホ等のデジタルカメラ(お持ちの方)、ポケットWi-Fi(お持ちの方)

・選考結果は、主催者よりメールにてお知らせします。

・受講決定後、参加費のお支払い方法をお知らせします。

・受講決定後のキャンセルは、原則お受けできません。

・ご入金後のキャンセルによる返金はできない場合があります。予めご了承の上、お申込みください。

・やむを得ない事情が発生した際には、速やかに主催者までご連絡ください。

・スクール修了後にはアフターフォローの機会(スクール終了後、概ね1ヶ月後)が予定されています。

◆事前講演会

11/26(日)、12月3日(日)にはユニットマスターの方々も登壇する事前講演会もあります。リノベーションスクールに興味持ったけれど、参加するか迷っている方もぜひこちらの事前講演会にもご参加ください。

11/26(日) 「熱海版 銭湯から広げるまちづくり」ゲスト:加藤優一さん、日野昌暢さん

12/3(日) 「1階革命 1階が変われば、まちが変わる、ひとが変わる、世界が変わる!」ゲスト:田中元子さん

 

◆問い合わせ先

株式会社machimori(担当:清田、結城、髙橋)

Mail:renovation@atamista.com

 

◆本事業は、渚エリアについては、中小企業庁 面的地域価値向上・消費創出事業を活用して実施いたします。また、伊豆山エリアについては休眠預金活用事業で実施いたします。

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