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熱海リノベーションまちづくり10周年イベント 「熱海で暮らす」を考える

2023年10月2日 17:08pm

 

青木純さんに初めて熱海で登壇していただいたのは、熱海のリノベーションまちづくりの始まりの一つとも言える、2013年のリノベーションシンポジウムでした。

 

その時に純さんは、熱海の宿泊施設の空室を「ラボ(ワークスペース)」として活用する、今で言うワーケーションのような提案をされていたのを、今でも覚えています。

 

その後、第1回・第2回リノベーションスクールではユニットマスター(講師)として参加してくださり、建築家の講師が多い中で、物件を所有する「大家」の立場で受講生に語りかけ、その学びと発想を広い視野で支え続けてくださり、実はその時のスクールの提案物件の一つが、今も渚町で営業している「Atelier&Hostel ナギサウラ」です。

 

それから10年、純さんはコミュニティが価値を育む「青豆ハウス」「高円寺アパートメント」等の企画運営をしながら、愛ある大家の育成を目的とした「大家の学校」を主宰。そして南池袋公園・グリーン大通りを舞台に「まちなかリビングのある日常」をテーマとした「IKEBUKURO LIVING LOOP」の実施など、その活動を広げていますが、その軸には常に「人と人が、まちでどう暮らすか?」という暖かな視点を感じます。

 

一方でこの10年の熱海は、V字回復と呼ばれる時期から、コロナによる観光の停滞、自然災害などがありながらも、ここ最近ではまた観光客も戻りつつありますが、観光地として復興する反面、より「熱海の暮らし」という点では難しい側面も見えてきています。

 

生活にも影響する交通の混雑や、生活より観光が中心の店舗の展開、投機的な不動産活用など、まちとしての可能性が広がったがゆえの悩みが、あちこちに見受けられます。

 

そこで、熱海のリノベーションスクールから10年という節目の最初のトークイベントとして、青木純さんに再び御来熱いただき、もう一度「暮らし」をテーマに学び話し合う場を企画させていただきました。

 

変わりゆくまちの中でも決して変わらない「まちに人が暮らす」という意味、そして「暮らしをつくる」という視点を、純さんのお話を通して学び、そしてそれぞれの「自分らしい、欲しい暮らし」の実現のための一つの機会になれば幸いです。

 


 

熱海リノベーションまちづくり10周年イベント
「熱海で暮らす」を考える

 

日 程 2023年10月17日 (火) 18:00 – 21:00

会 場 Himono Dining かまなり(熱海市銀座町11−6

参加費 無料

申 込 Peatix よりお申し込みください

 

■講師:青木 純さん(株式会社まめくらし 代表取締役/株式会社nest 代表取締役)

1975年東京都生まれ。生まれ育った東京都豊島区の池袋を舞台にリノベーションまちづくりやウォーカブル推進の公民連携事業を推進する。南池袋公園・グリーン大通りを舞台に2017年から取組む『IKEBUKURO LIVING LOOP』ではイベントや実験からハード整備につなげ、新たなまちの個性となる「まちなかリビングのある日常」の風景を地元企業と共創している。コミュニティが価値を育む「青豆ハウス」「高円寺アパートメント」等の企画運営を通して主宰する「大家の学校」で愛ある大家の育成にも取組む。
2013年に開催されたリノベーションシンポジウム熱海、第1回リノベーションスクール@熱海にはじまり、熱海のリノベーションまちづくりに大きく寄与している。

 

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