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【実施報告】ATAMI2030会議プレゼンテーション・session13(2月23日(土))

2019年2月25日 14:18pm

2月16日(土)、99℃の修了と新たなステージのスタートを意味するATAMI2030会議でのプレゼンテーションが終わりました。

 

会場はMOA美術館 能楽堂。全5チームが、この4ヶ月間で作り上げてきた事業を3分間で発表しました。

 

どのチームも、発表の最後に来場者や熱海に対して投げかけを行ったところ、多くの皆様からメッセージシートへのご回答、またチームへ直接のご連絡をいただきました。本当にありがとうございました!
プレゼンテーションにおける『伝え方』をテーマにしたsessionから一週間、この間に、サービスの名前が決まったり、メインメッセージが固まってきたり…。本番では、メンバー同士が聞いて驚くほど、成長したプレゼンテーションをお披露目することができました。

 

では、登壇者の様子を振り返っていきます。

 

トップバッターは、一般社団法人 伊豆の杣人舎(小林 耕宇さん / 朝香 尚子さん / 高橋 洋平さん / 吉田 泰志さん)。メンバーそれぞれが、何らかのかたちで”森”の仕事をしている彼らは、使い込まれたユニフォームに身を包み、プレゼンテーションに圧倒的な説得力が加わっていました。

会場からは、日常に”森”を感じるだけでなく、実際に森に入る仕組みづくりができると良いね、という声が上がりました。ゆくゆくは、きっと杣人舎の事業をきっかけにして、熱海の、そして日本の”森”に魅せられていく人が増えていくのでしょう。

午後からの分科会会場の休憩スペースも、彼らの手によって、即興の”森のような空間”になっていました。懇親会の時間には、楽しそうに撮影会をする来場者の姿が見られました。

 

 

 

 

二番目は、株式会社LIFULLの西貝 瑶子さん。海辺の合宿所の閑散期の使い方を”OFF-SITE STAY”として提案しました。

彼女自身、熱海に住んだ経験を持ち、そこから、熱海をリフレッシュに最適な街として見せる宿を作ります。また、宿泊客の移動手段としては、自転車をあげ、そのように街の空気感そのものを楽しみたい外国人観光客をターゲットにすると発表しました。

海外向けメディアには公開されていない熱海の楽しみ方を、彼女だからこそ表現できるし、また、それによって海外からの熱海の見方に変化が見られると良いですね。

 

 

中堅は、南熱海でキャンドルや太陽光など、自然な光を感じられるゲストハウス、『灯(ともり)』を設立予定の岩堀 暉久さん。岩堀さんは、昨年夏から7ヶ月以上、電気を使わない生活をしてきており、そこからこのゲストハウスでの過ごし方のアイディアが浮かんできたそう。

市長からコメントがあった通り、この宿は、コンセプトとコンテンツはもちろん、”岩堀さん”がオーナーであることが最大の魅力であるように感じられる3分間の発表でした。

 

会場からは、『灯』という宿名が、熱海の「朝日」や「星空」も想起させると声が上がりました。

 

 

四番目は、「スキ」を持つ人の想いと場所とをマッチングすることで「スキ」を伝染させていくことを目指すTEAM UKEDA。年末から数回に分けて、実際に熱海銀座で露店出店をしており、その経験も受けての発表。会場へは、「スキ」(=こだわり)を持っている方は、ぜひ一緒に「スキ」を伝えましょう、と呼びかけました。

 

コメンテーター陣や市長からは、「スキ」=隙間と捉えると、空き家や空き店舗、または軒先などの利活用に繋がり、より面白くなるのでは、とコメントをいただいた。彼らの事業によって、熱海にたくさんの「スキ」が集

まったら、一層ワクワクする街になっていくのでしょう。

 

 

最後は、熱海銀座商店街の中央で、来年度 夏にシェアハウスをオープン予定の熱海銀座不動産 三好 明さん。「街ごと居住」というキャッチーな事業名ですが、街全体に、キッチンやお風呂、書架などの家の中の機能を分散させるという発想からきており、ここに住む人は、本当の意味で”熱海に住む”ことができます。また、住人の中には、二拠点居住者も混じっているため、広い共用部分では、毎日新鮮な話題でおしゃべりが盛り上がるのだろうな、と楽しい絵が浮かびます。

2030年の熱海を見据え、熱海が仕方なく住む街ではなく、自らの選択で住みたい・住み続けたいと思える街にしていく。力強い語り口に会場からも共感の声が上がりました。また、その暮らしのイベントの中に、熱海の伝統的な夏祭り『こがし祭り』が入ると、さらに街との距離が縮まるというコメントもありました。

 

全チームとも、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 


 

●session13(2月23日(土))

 

ATAMI2030会議を終えて一週間後、メンバーは再びnaedocoに集合して、最後のsessionを行いました。「振り返り」がメインの半日でしたが…結局、ワーク、公開メンタリング、レクチャー、修了証書授与…と、通常sessionと変わらぬタイトスケジュールで大変充実した最終日となりました。

メンターは、夏のStartup Camp in Atamiにもお越しいただいた 複業家 中村龍太さん(サイボウズ株式会社/NKアグリ株式会社/ポートフォリオワーカー )。三期のメンバーは、本業と99℃での事業を持つ人、もしくは本業の中でも複数プロジェクトを横断して働いている人もおり、中村さんのお話は、今まさに聞きたい!という内容でした。 複数を掛け持つことで、それらが相乗効果を生み出すようにしていくには、その内容やバランスが大切になってくることをフレームを利用してわかりやすくご説明いただきました。

 

公開メンタリングでは、中村さんにも加わっていただきながら、今後実際にどう動いていくか、というところを皆で意見し合いました。すでに事業スケジュールが大まかに決まっているチームもあり、活発に意見交換ができました。99℃の4ヶ月間を通して、良い仲間ができたと感じられる時間でした。

 

また、99℃への満足度、他のメンバーの強み探しも行いました。ATAMI2030会議という共通の関門を突破し、本音をぶつけたり、からかい合ったり…新たな結束力が生まれたように見えました。

ここから、sessionとして皆で顔をあわせることはなくなりますが、進捗を共有したり、悩みを打ち明けたりできる関係を続けていきたいですね。

 

熱いメンタリングを通じて、メンバーに正面から向き合ってくださったメンターの皆さん、発表会や関連イベントに毎度のように足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。そして、これからも、このメンバーの応援をよろしくお願い致します。